土湯峠の道の駅でコシヒカリの種籾がセットになった一枚のチラシを見つけた。
バケツでお米を育ててみませんか?
なぬ。
稲作りだと!!
おおぉ、やってみたかったのだよ。米だよ。米。
20粒くらいの種籾から、一体どれくらいの稲穂が実るのか。
うっはー、楽しみ。
というわけで、小さな田んぼプロジェクトを勝手に始めたのである。
手頃なバケツがなかったので、メダカを飼っていた大きめの火鉢を使うことにした。
土は、何でもいいらしいが、ちょっと肥えた畑から譲ってもらった。
まずは、種籾を水につけて発芽させる。
ワクワクしちゃうぜ。
三日ほどで、白い小さな芽が出て来た。
全部が出揃った頃、いよいよ田植えである。
大きな火鉢と小さな火鉢二つに土を入れ、水をタプタプ注いだ。
白い芽が出たつぶつぶを数カ所に分けて蒔いた。
5月27日の事だった。
数日後。
いやっほー
緑の針金みたいな葉っぱが出てるー
次から次へと伸びてきた。
・・・撮影は、してません。
定点観察、するべきでした。
反省
とにかく。
針金のような稲が出揃い、すくすくと成長した。
ぐんぐん伸びる早苗ちゃん。
近所の田んぼよりひと月以上遅い田植えだが、ツンツン伸びて風に揺れた。
夏になり、成長が著しくなった。
酷暑にもめげない、小さな田んぼ。
そろそろ開花時期だよなぁ。
一向に穂を見せない。
成長はしているけど、エノコログサにも見えなくもない。
ま、同じ稲科だからね。
あああ、すり替わっちゃったのかなぁ。
巷の田んぼは、開花を終えて、すでに稲穂が垂れている。
なのに。
と思っていたら。
やったー、花が咲いてる。
小さな田んぼだけど、ちゃんと稲穂が出て来たぜ。
田植え時期が遅い分、やっぱり開花も遅いんだね。
間違えなく稲だったというわけで、やっと公表する気になった。
しかし、観察記録つけてないって。
ねー。
で、収穫できたら、来年は、その種籾を使って、たくさんの小さな田んぼ作ろっかな。
今年も桃のコンポート作りました。
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